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2013. 01. 25  
新しく会員になられたMさん
キッチンのリフォームがきっかけでシックハウス症候群になってしまいました。
その後施工会社の責任追求と工事代金について、交渉が続いています。
契約書にある「トラブルが生じたときにはお互いに誠意を持って解決にあたる」という条項に焦点を当ててがんばっておられますが、施工会社の不誠実な態度に憤慨する日々です。

相談を受けながら感じるのは、厚労省が示している室内汚染原因物質の種類の少なさと、決められた数値が消費者保護にはまったく役立っていなく、むしろ企業が責任を免れるために使われるものになっているという現実です。
体調が悪い中、消費者が1人で企業相手に戦わなくてはならないというのは、ほんとうに過酷です。

しかし、このMさんが稀な例ではありません。
室内汚染原因物質の指針値が設定されてからも、新築やリフォームがきっかけでシックハウス症候群や化学物質過敏症を発症し、何一つ救済されることなく住めない家にローンを払い続けている人がたくさんおられます。
新築やリフォームがきっかけで健康を害しても、消費者側の自己都合によるクレームとしてしか処理されないのです。
法律が企業に有利なようにしか作られておらず、泣き寝入りするしかないのが現状です。

国は、万が一新築やリフォームでシックハウス症候群や化学物質過敏症を発症した消費者を救済する為の基金や機関、仲裁する窓口(あくまで消費者保護の立場にたった)などを設けるべきではないかと考えたりしました。

今回感じるのは、企業がグローバリズムの中での過酷な競争に打ち勝つことばかりに特化されて、利潤追求が最優先されて肥大化していっているということでした。さらに社内での一人一人が、責任を負うことを恐れ、責任の在処を押し付け合っているという醜い争いがしわ寄せとなって、消費者にすべての責任を負わせる結果を生み出していることも見えてきました。
昭和の時代にはまだ少しはあったように私が記憶していた企業の社会的責任だとか、倫理だとか、消費者を大切にする態度とか、そういったものは、もともと幻だったか、あったとすれば、もうとっくの昔話となってしまっていることを痛感しました。大きな企業こそ、最初から疑ってかからねばならないようです。

そのような社会で、私たち一人一人に何ができるのでしょうか
消費する態度を見つめ直し、行動で示していくしかないように思います。

「安さ」のために搾取されている人がいるかもしれない、その背景に関心を持つこと
広告やブランドイメージに惑わされないこと
物がどうやって作られているかに関心を持つこと
便利さと引き換えに失っているものがないか、考え続けること

私自身も、商品を買うという行動が、単にお金を払って物を得ることを超えて、人との信頼と繋がりを強くするような行動になるようにと、改めて考え直すのでした。

そして、最後に政治に関心を持つことが肝要かなとおもいます。
政治こそが私たちの生活の質を左右するのです。
消費者の立場を尊重する態度で働いてくれる政治家を選ぶこと、育てること。
そんな基本的なことを忘れがちだった目隠しされた私たちです。





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Author:mix hanabi
愛媛県の化学物質過敏症(CS)と電磁波過敏症(ES)の患者会のブログです.

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