2010. 09. 26  
危険な建材は山ほどありますが、本当に安全なものはとても少ないのです。
昔から使われている素材でも、化学物質が添加されていたりします。
その多くは、人体への安全性は二の次で、施工業者が扱いやすくしたり施工しやすくなったり、工期を早めることができるという理由が優先されて添加されています。
そのような化学物質の多くは、その素材からどれくらい揮発するのかしないのか、それが人体にどのような影響を与えるのか、あるいは無害なのか、ほとんど検証されていないのが現状のようです。
私達のような化学物質過敏症の患者になると、ほんの微量でも敏感に反応して具合が悪くなりますから、慎重にそれらを避けなければなりません。
健康な人も、それが認識できる症状として現れていないだけで、必ず何らかの影響を受けています。
知らず知らずのうちに体内に蓄積されてしまいますから、気をつけてくださいね。
経済優先の社会の弊害ですね。

さて、いろいろ自分なりに探していて、一番困ったのがタイルの目地材でした。
近ごろのタイル用の目地材のほとんどが防カビ剤入りなのです。
ユニットバスなどのプラスティック系のお風呂には耐えられないため、どうしてもお風呂をタイル張りにしたいと思っていますから、目地材はなくては困るのです。
昔ながらの、施工後固まるまで2~3日はかかるような、掃除や換気を怠るとカビが生えちゃうような目地材は、今はもうないようなのです。

それでも諦めずに探していたら、モロッコ石灰というものがあり目地材として使えるとわかりました。
さっそくサンプルを購入しました。
建材も地産地消をとおもっていますが、ないものは仕方ないですよね。

かならず骨材が必要なので、混ぜてブロックに施工できるどうかも含めて人体実験です。

石灰とサンド、顔料などを混ぜ水を加えるまではマスク着用(どんな人でもこの工程はマスク要ります)
コテ塗りしてみました。

石灰はクスノキブームという商品です。

まずはクスノキブームさんのクスノキサンドという火山灰をミックス
モロッコ石灰3


それに赤色の顔料を混ぜたもの

この顔料は私の苦手な臭いがしました。乾燥すると軽減します。

モロッコ石灰4


そして、日を変えて
先月現地から持ち帰った土壁用の土を、ふるいをかけないで塗りました。
小石があって、ちょっと欠き落しの壁っぽくなって面白いですが、乾燥したらクラックが入りました。
荒めのふるいをかけて、大きめの粒は除かないといけないようです。

モロッコ石灰1

土壁用の土をふるいにかけました。
網戸用のアルミ編でふるいましたので、かなり細かな土になりクリーム状になりました。
仕上がりも滑らかな表面です。
塗った直後は黄土色なのですが、乾くといい感じのクリーム色になりました。


モロッコ石灰2


ヨーロッパでは歴史的建造物の修復にもつかわれているんだそうです。
石積みやレンガの施工にも使われるときいて、タイルやレンガがほんとにくっつくのかやってみました。
レンガくっつきました。

モロッコ石灰5

少し乾いた頃にちゃんとはみ出したのを取り除こうと思っていたのに、ついうっかり忘れて、しっかり固まってしまいました(苦笑)
がっちりくっついてます。
日が経つほど強度が増すそうです。


顔料さえ入れなければ、施行中も臭いは気にならず、施工後もこの面積では特に問題ありません。

ただし、私が大丈夫でもすべての患者さんにとって耐えられるものかどうかは、わかりません。
個人差の大きい病気ですので、もし興味を持たれた方は、ご自身の責任でお確かめください。
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Author:mix hanabi
愛媛県の化学物質過敏症(CS)と電磁波過敏症(ES)の患者会のブログです.

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